2013年2月15日金曜日

サントラ


ここ一週間程、パーカッションのさとしさんに録音を頼まれたサントラのパートを練習しています。


ピアノ的な発想の曲も多く、そういう曲は一つの音と次の音が近いため、アコギでいかに響かせるかと工夫を考えています。その一つがチューニングを一曲一曲変えるというもので、なかなか時間はかかりますが、いい感じになったときは気持ちがいいです。






2013年2月10日日曜日

Illinois


初のイリノイ州でのコンサートを終え、雪のニューヨークへ帰ってきました。

演奏したのはシカゴ郊外のDowners Groveという町にあるフォークのベニューTwo Way Street Coffee House。始まったのが1970年ということでかなり昔からやっている老舗です。こういうCoffee Houseというのは普通の喫茶店ではなく(喫茶店の場合もありますが)、フォーク系の生演奏をやっている場所のことです。ライブの前にオーナーと話していたら今は有名になっているあるミュージシャンが高校生のときに初めてライブをやった場所だという話を聞いてそれだけの長い時間が経っているのかと驚かされました。






今回ライブには日本人の方達にも来てもらってこういう初めての場所で日本語で話せるのはかなりほっとしました。中西部の話などもいろいろと聞けて楽しかったです。

さすがに長い年月生のフォークを提供してきた場所だけあって、その雰囲気からもオーナーの話からも学ぶことは大きかったです。自分自身の音楽もやり方なども見つめ直す機会にもなりました。













帰りまでの余った時間で少しでも散策できたらと思いシカゴまで電車で行きました。初めての町でどこに行けばいいのやらという感じでしたが少し歩いて気持ちよかったです。シカゴ名物と教えてもらったStuffed Pizza (とても分厚いピザ)や、Ribを食べる時間がなかったのが残念ですが、また次回。あとシカゴブルースのライブもまた行くときはぜひ体験したいです。

















2013年2月2日土曜日

北へ


ニューヨーク北部ローチェスターから帰ってきました。ニューヨーク市から地図で斜め左上(北西)の方向へ6時間半ほど。ニューヨーク州がほんとに広いことをあらためて思い知りました。


ニューヨークでこれだけ寒いのだったらおそらくかなり寒いだろうとは分かってましたが、やはり冷え込んでいました。



午前中ラジオでインタビューと生演奏をした後時間があったので、ローチェスターを少し散策した後、五大湖の一つオンタリオ湖へ。ローチェスターはかつてカメラのKodakで栄えた町でしたがその当時に比べると人口も随分減ったということです。Kodakが衰退して今は使われていないかつての工場跡が残っていました。



市内にある大きな滝High Falls。かなりの水量でびっくりしました。





初めて見るオンタリオ湖。風が強く外にいてられないくらいの寒さでした。これでも五大湖の中で一番小さいみたいですが大き過ぎて海のようでした。




到着してすぐにラジオ局WRURへ。生演奏で3曲やりました。
写真は収録後Scott Regan。暖かい人柄でした。





コンサートをしたBernunzio Uptown Music。本当に様々なバンジョーで溢れかえっていました。オーナーのJohnはバンジョー弾きだけあって今回たくさんいろんなことを教えてもらいました。この店は珍しいヴィンテージを揃えていることで名が知れていて、日本からも買い付けにくる人がいるということです。演奏後も来てくれたギタリストを交え遅くまで楽器談で盛り上がった夜でした。