2017年5月18日木曜日

日本でのライブ

昨日の横浜で今回の日本でのライブが終わりました。今回は滞在が短く少ない本数でしたが、どれも心に残るライブでした。

初日は初の東広島へ。着くと今回のコンサートを企画して下さった大東さんが迎えに来て下さりその足でおすすめのお好み焼きへ。目の前の鉄板でおじさんが焼いてくれその手さばきが凄かったです、そしてもちろん味も最高でした。


今回の日本でのライブはこの2本(ウィスコンシン州のマクファーソンギターと本郷ギターのナイロン弦)を使用しました。
 

演奏した西条公会堂は今年2月にできた新しいお店でとてもやりやすく雰囲気の良い空間でした。終演後もスタッフの方が打ち上げを用意して下さってとても良い印象で東広島を後にしました。


この月曜には大阪大学で講義、演奏をしてきました。久々に大阪の北摂に行きとても懐かしい気分でした。学生さんたちも皆さん優秀で質問も鋭いものが多く、こちらも逆にいろいろと勉強になりました。外国人の学生も多く日本に住んでそこまで長くないにもかかわらずアカデミックな専門用語の日本語を自由に話していてかなり圧倒されました。


今回の講演タイトルは「外から自分を見る」というもの。
 
 
 
 
 
阪大を終えて翌朝関東へ向かいました。今回はコトリンゴとの2Days、東京、横浜、自分自身とても楽しみにしていたライブです。お互いのオリジナルを演奏しましたが、いつもの自分の曲が広がりそれと同時に曲として締まりが出ました。普段違った活動、音楽をやっていますが、共通点は二人共ソロのコンサートをたくさんやっているということ。それもあってか演奏しても言葉では言えない共通の言語をどこかで話しているような感じで、自分だけかもしれないですがふと二人で演奏しているのを忘れるような感覚さえあり自然でした。
 
 
 
演奏した三軒茶屋のグレープフルールムーン。いい雰囲気のライブハウスでした。
 
今回は自分にとって懐かしいオリジナル曲、Vistas del Pasadoというバンドのファーストアルバムに収録されている曲を二人でやりました。長い間弾いていなくても不思議と覚えていました。お客さんの中にも「懐かしい!」と言っておられましたが、自分自身弾きながら当時にタイムトリップしていました。
 
 

2017年5月9日火曜日

五月雨

4月下旬はアメリカ中西部、北部を回ってきました。州でいえば、ウィスコンシン、インディアナ、イリノイです。ミネアポリスを最初に出発しぐるっと円を描くように回りました。


とても演奏しやすかったウィスコンシン州ポーテージのステージ。


同じくポーテージのシアターの一枚


ツアーの中盤で南下してインディアナ州のクラウンポイントへ。夏らしい一日でアメリカの中西部らしいの雰囲気が濃い町でした。でも日本人の方もコンサートに足を運んでくれびっくりしました。


クラウンポイントのメインストリート。


それからツアーは北へ向かい、ウィスコンシン州の北部へ。4月下旬というのに雪がどさっと降り景色はあっという間に真っ白に。この辺りは本当に湖の多い地域で、釣りが盛んです。冬がかなり厳しいため夏はこちらに住み、冬になると南の方のフロリダなどの州に住む人も多いです。アメリカ人はそのような人たちをSnowbirdと呼んでいます。


すっかり冬景色でした。


最後の二日はウィスコンシン州西部のミシシッピ川の近くで演奏しました。この辺は水が蛇行して流れているところとよどんでいるところのある景色が印象的でした。その間を縫うように道が作られていました。

台地から望むミシシッピ川



今週末土曜日から日本でのライブです。土曜は広島の西条公会堂です!とても素敵な空間だと伺っています。