2014年3月30日日曜日

サマーセット


今週はマサチューセッツ州のサマーセットという町へ行ってきました。今回は図書館でのコンサートシリーズ。





インターネットの普及などの影響で図書館へ足を運ぶ人も減り、最近は図書館でもコンサートなどのイベントをよくやっています。

今回のコンサートは主催者が力を入れてくれていて演奏した場所もちゃんとステージ、照明も設置してあり、とても演奏しやすい雰囲気でした。



こういうコミュニティーのコンサートは来ている人の年齢層も様々。いろんな人がいて面白いです。

2014年3月25日火曜日

フロリダ


フロリダでの演奏を終えて帰ってきました。向こうとニューヨークとの気温差は約20度。だいぶ違います。

一日目はフロリダ州北部のジャクソンビルにて、"Ultimate Guitar Crossing"という自分を含め3人のギタリストが集まってコラボするというコンサート。今回共演したMichael Jordan, Taylor Robertsともにすごい才能でした。良い刺激になりました。




二日目は南へ移動してセイントピーターズバーグという町でのコンサート。この町には去年に一度来たことがあるのですがそのときにお世話になったお二人とサッカー選手の山田さんの3人の日本人の方もかけつけてくれてとてもありがたかったです。



ジャクソンビルからセイントピーターズバーグへの途中で立ち寄ったセイントオーガスティン。ヨーロッパ人がアメリカに住み始めて以来の最もアメリカで古い町ということです。かなりスペイン風でした。







翌日はさらに南のサラソタへ向かいました。そこで土曜日曜と開催されたSarasota Folk Festival。


途中のとても長い橋"Skyway Bridge"。最高の景色でした。



フェスではいろんな人達と知り合うことができとても楽しい時間を過ごせました。土曜の夜は全ての演奏が終わったあとキャンプ場での真夜中のセッションで自分はなんとか午前2時過ぎまで参加しました。




散歩しているとすぐそばにワニがいました。



行った先々でローカル料理を食べるのはなかなか楽しいものですが、今回はナマズに挑戦。

2014年3月19日水曜日

ヴァージニア/ノースキャロライナ


ヴァージニア州とノースキャロライナ州の演奏から帰ってきました。

近いと思ってたヴァージニアも今回はバスで行ったのですがさすがに遠かったです。バスに揺られること8時間ようやく着きました。

初日は大西洋に近いグロウセスターという町。開拓時代からの建物が残るきれいでこじんまりとした町でした。





演奏したのはギャラリーでもあり多目的なスペース。いろんなイベントをやっているということでした。天井が高くいい感じでした。




今回ヴァージニアの人達のリアクションの良さ、親しみやすさをとても感じて、コンサートもすごくやりやすかったです。


そこからさらに南下してノースキャロライナ州へ。雰囲気が何となくディープになっていくのが分かります。




演奏したSaint Anne Chapel。1920年から使われていたのが途中で放棄され何十年も使われないままにされていたということです。それを見かねた今回お世話になったKevinが購入して手入れをして今コンサートや結婚式などにも使っています。


このコンサートのホストのKevinとTricia。Kevinはノースキャロライナ出身ということで英語もかなり訛っていました。二人共本当に暖かい人達でした。


この日のご飯は、南部的なメニュー。

ブラックビーンのスープ、コーンブレッドにサラダ。美味しかったです。

2014年3月11日火曜日

日曜午後の演奏


昨日はコネチカット州のトマストンという町でコンサートでした。内陸に入るにつれて雪もたくさん残っていました。




午後2時からのコンサートということもあって大きな窓からは冬の日差しが入ってきてなんとも懐かしいような空気感を醸し出していました。

この町は去年の夏のコンサートシリーズ以来でそのときはまた別の場所で演奏したのですが、今回は煉瓦立ての古い建物でいい雰囲気で音響もとてもやりやすかったです。来てくれた人達も暖かい人が多かったです。





2014年3月9日日曜日

Words and Music


新しい詩と音楽のプロジェクト"Words and Music"が昨日終わりました。

ニューヨーク市内から電車で北へ行くこと約4時間弱、サラトガスプリングスという町での演奏でした。この町にあるフォーク系の店Caffe Lenaは自分にとっても前からいつかここで演奏できればと思っていた場所で、継続しているフォークの店ではアメリカで最も古く1960年から今までずっとフォークのライブを提供してきました。店に飾られた写真などを見ているとこれまで演奏した数々の伝説のフォークミュージシャンが目につきます。




サラトガに着いて詩人のティモシーに駅まで迎えにきてもらい彼の親戚の家へ。そこで2、3時間二人で案を練りました。自分にとってもとても新鮮な日でした。こういう新しい試みは時にどうすればいいのかまだはっきりと分からない瞬間などもあったりしますがまた是非やりたい企画です。



ティモシーの朗読は本当に説得力がありひきつけられました。チョコレートや野球を題材にしたユーモア溢れるものから、政治的なものや、自然をテーマにしたものまでいろんな角度から書いていて感心させられました。

終わってから二人で近くのアイリッシュの店で遅い晩ご飯を食べました。さすがに北だけあって3月というのに冷え込みも相当なものでした。



電車から望むハドソンリバー。

2014年3月7日金曜日

ライブストリーミング


明日ニューヨーク北部のサラトガスプリングスという町で、初めての詩人ティモシーメーソンとの共演ライブがあるのですが、そのライブがオンラインでストリーミングされることになりました。

ということで日本からもこのライブをお持ちのパソコンで観賞できます。コンサートは現地時間の7日(金)午後8時からですので、日本では8日(土曜)午前10時からです。このストリーミングはリアルタイムのみで、観賞の方法は下のリンクに行ってもらい、真ん中の赤い"Pay what you want”をクリックします。そして次のページでお好きな額を設定してもらえば完了です。興味のある方はチェックしてみて下さい。

http://www.concertwindow.com/shows/3968-timothy-mason-and-hiroya-tsukamoto

今回共演する詩人ティモシーは長らくアメリカのフォークシーンで活動している人で、いろんなストーリーを抑揚をつけながら流れるように語っていきます。それに自分が音楽をつけます。アメリカのストーリーテラーの神髄のようなものを感じさせてくれるとにかく渋い人です。今回の初共演どのようになるか楽しみです。

演奏するのはCaffe Lenaという1960年からずっとフォークのライブをやっている老舗の店で自分にとってはずっと演奏してみたかった場所です。

2014年3月6日木曜日

Long Island

3月に入ったというのにニューヨークはまだまだ寒い日が続いています。

日曜日はロングアイランドでのコンサートでした。今住んでいるところから電車に乗り約2時間ロングアイランドを東へ進み、半島のちょうど半分くらいのShorehamという海に接する町での演奏でした。

列車はこの2階になっているLIRR(ロングアイランド鉄道)という電車です。


雪の予報で主催する側は前日の夜までどうしようかと迷っていたということでしたが決行され結果的に雪も降らずにすんでよかったです。

ロングイランドは昔よく教えに行っていた場所で、今回よく通っていた町を通り過ぎ懐かしかったです。





用意されていたライブ用のポスターと。

2014年3月2日日曜日

Live in NYC


久しぶりのマンハッタンでのライブでした。演奏したSpectrumはコンテンポラリークラシックや、実験的な音楽を提供するスペースとして使われている場所で、暖かい雰囲気のリスニングルームです。



ここ最近はフォーク系の場所で演奏することが多かったためどちらかというとそういったフォークのミュージシャンのスタイルでいつものレパートリーを中心にスムーズにライブを最初から最後まで進行していくという感じでやっていましたが、ここで演奏している人達、雰囲気を体感してみて今度はもうすこし違ったアプローチで演奏できればとも考えたこのライブでした。

外にいるのが辛いくらい本当に寒い一日でした。来てくれた人にはとても感謝しています。