2015年3月30日月曜日

ニューハンプシャー、ヴァーモント



今週は北東部3州(ニューハンプシャー、ニューヨーク、ヴァーモント)で演奏でした。寒いかなと思ってましたが、やはり寒く雪もまだ相当残っていました。

一日目はニューハンプシャーのピーターボロという町でのコンサート。まず到着するときれいに保たれた古い煉瓦の建物が好印象で、建物の中に入るとここがまた天井が高くとても良く響くホールでした。来てくれた人達も皆暖かい人達でした。

ニューハンプシャーのBass Hall。1800年代に建てられたそうです。担当のゴードン。


この日はこのコンサートのホスト、ゴードンの家に泊めてもらったのですが、舗装道路からさらに3キロ程オフロードに入らないと行けないということで、雪もまだ深かったため、車を舗装道路の最後に止めてから彼の四駆で乗せてもらいました。


翌日は雪の降る中ニューヨーク州のグリーンウィッチという町へ。ここでは去年も演奏し、いろんな人達との再会を楽しみました。ここも全て木で作られたスペースで音がとても良かったです。ここ最近音響担当の人とどのように接するか、何を伝えるかということをよく考えます。場所によっていろんな人が担当していてそれぞれの耳をもって音を作っていきますが、どこまで任せるか、どこまで自分で作るか、本当に難しいです。でもゴールはシンプルで、自分側で、自分の弾き方で、音色も音量もコントロールできるようになることです。



最後はヴァーモントへ。日曜の朝のすがすがしいドライブでした。マンチェスターという山に囲まれたなかなかお洒落なきれいな町でした。



ニューヨークの州都のアルバニー。古い町です。

2015年3月23日月曜日

南部


今回は南部で4つ演奏でした。ジョージアで2カ所、アラバマ、サウスキャロライナで1カ所ずつ。

一日目はアラバマ州北部のメントンというところ。アートギャラリー、ショップ、レストラン、そしてコンサートスペースが一緒になった良い雰囲気の場所でした。




     近くのFort Payneの町。アメリカの古い町という感じが残っています。



ジョージアへ向かい途中に通ったLittle River Canyonの滝。



翌日はジョージアのアルファレッタという町のジャズクラブVelvet Noteでの演奏。このアトランタ付近の渋滞はいつもすごいので驚きます。ここは去年演奏してこれが2度目。ジャズ系ということでお客さんも着飾って聴きに来ている中でのジャズらしくないセットでしたが楽しんでもらえたようでよかったです。



翌日はサウスキャロライナのハーツビルでのライブ。だいぶポカポカとして気持ちが良かったです。演奏したのはギターショップ。オーナーのBootは自分のギターも作っていていろいろと見せてもらったりアイデアを聞かせてくれたりと楽しかったです。




この辺りはまだまだこういう未舗装の道路が結構あります。


最後はまたジョージアに戻り、カミングという町のカミングプレイハウスでのコンサート。1800年代に建てられた古いシアターでとても美しい外装内装でした。







今回はアラバマとジョージアでは日本人の方も観に来てくれて嬉しかったです。アメリカにもいろんな所に日本の人が住んでいるんだなあとあらためて思いました。

2015年3月18日水曜日

動画

先週のニュージャージーでのライブの動画があがっていました。

もう一人の出演者Jann Kloseとのデュオでやった、スコットランド民謡のWater is Wideの動画です。Jannは10日程でこの曲を学んでくれてかなり歌い上げています。よかったら見て下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=ay1lIzSraYk

2015年3月16日月曜日

CT, NJ, MA



今週は東海岸3州、コネチカット、ニュージャージー、マサチューセッツで演奏でした。

コネチカットはパーカッションの武石さんとのデュオ。数年前コネチカットのギターのフェスでデュオで演奏したときに観に来ていた家具屋さんの夫婦が気に入ってくれて、うちでもコンサートやってみませんかというのがきっかけでこれが3回目です。このコンサートのお客さんの醍醐味は、店に置いてあるどのソファーに座ってもいいということで、早く来た人からいろいろと座り心地を試しながらソファーを選んでいました。


今回登場した武石さんのこだわりのマイク。ドイツが東西に別れていたころ東側で生産されていたものらしいです。

最近ソロのギグが多かったのでデュオは楽しいです。新しい曲も書かないととまた痛感しました。来月までに仕上げたいです。音のことなどいろいろ道中さとしさんと話もできて楽しい半日でした。


翌日はニュージャージーで演奏。この日はもう一人ドイツ生まれのシンガーJann Kloseと一緒でした。途中で二人で2曲演奏しましたが、とても楽しかったです。いつもやっているスコットランド民謡のWater is WideはどうかとJannに相談したところ曲を覚えてきてくれて熱唱してくれました。

ライブ後共演したJannと。ドイツ生まれの南アフリカ育ち、どうりで英語が自然なはず。






日曜はマサチューセッツのケープコッドまで。3ヶ月ぶりのケープコッドでしたがやはりまだ寒く、コンサートの途中から雪が降り始め帰る頃は真っ白でした。

Woods Holeという町の図書館での演奏でしたが、この図書館は町の所有ではなく個人の集まりが大切に保管し運営しているということでとても良い雰囲気でした。


腹ごしらえに用意してくれたのは、好きなPulled Porkとニューイングランドらしいクラムチャウダー。美味しかったです。

今週はまた南部へ向かいます。


2015年3月9日月曜日

コネチカット


今週末は2つコネチカットで演奏がありました。金曜は予想通りの渋滞でしたが早めに出たので大丈夫でした。今日は日曜ということもあり特に問題なく現地に早く着きご飯を食べる余裕もありました。



今日はチェスターというこじんまりとした町のアートギャラリーでのコンサートシリーズ。オーナーのレイフさんの描いた作品がたくさん展示してありました。そこまで絵のことは分かりませんが、とても惹き付けられるような色の使い方でした。



レイフさんの作品の前で。

まだ雪の残るチェスターでの半日でしたが、自然の中で絵に囲まれてリフレッシュできたひとときでした。演奏的にはいろいろと課題が見えたコンサートでしたが、それを修正しながら次のライブをできたらと思います。