2020年4月18日土曜日

Acoustic Parents

この一ヶ月コロナの影響で世界が違ったものに変わりました。答えは出ませんが「一体これは何なんやろう?」と自問し続けています。

自分が最後にライブをやったのはバーモント州で3月14日でした。その1週間ほど前からアメリカのコロナの流行でおそらくこのライブが最後のライブになるだろうという覚悟で挑みました。熱いお客さんの声援に囲まれていいエネルギーをもらったそのコンサートも今は夢のように思えてきます。

それからニューヨークでは感染がどんどん進み外出禁止が出され家にずっといる暮らしが始まりました。ライブを何年も続けて来た自分にとってライブ突然なくなるというのは今までなかったことですが、家で出来ることをやりながら過ごす日々が続いています。


     
左から、自分、谷岡かおり(作曲)、津川久里子(ベース)、阿部大輔(ギター)



その間、一つ新しいプロジェクトが始まりました。実際にはこの1月の末にレコーディングしたものですが、少し形になりましたのでシェアしたいと思います。このプロジェクトAcoustic Parents(アコースティックペアレンツ)は、4人によるもので、ボストンで20年くらい前に出会った仲間たちとの新しいグループです。その名の通り、2組のペアレンツ(両親)からなるもので、自分と妻、そして友達夫婦の編成で、特にここ数年はまるで家族のように接してきました。


各々が様々な異なった現場で、長くアメリカでの活動を続け、いろいろと経験していく中で音楽、考え方なども共感できる所が多くなりました。そして今年のはじめに何か新しいことが一緒に出来たらということで意気投合し、曲を準備しブルックリンでレコーディングしました。

まずはその中の1曲のビデオが出来ましたのでシェアします。自分の曲でGoing to Durangoいう曲です。この曲は阿部大輔くんとのギターデュオで録音しました。いつもはソロで演奏しているこの曲ですが、今回は二人で演奏し、ナイロン弦とスティール弦の混じりあいがいい感じで仕上がりました。

これからも他に自分のYouTubeチャンネルから動画を配信していけたらと思っています。よかったらチャンネル登録お願いします。




世界中が陥っているこのコロナの状況がいつまで続くか分からなくそれぞれが自分の空間の中で日々を過ごしている中で、いろんなことに直面していると思います。自分のいる環境も、家族と過ごす人、一人の人と様々でしょう。そんな中自分の音楽がわずかでもみんなの助けになればと思います。





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