今年最後の自分のライブは今日が最後でした。
演奏したのは、マンハッタンのルービン美術館。ヒマラヤ系のアートに重点を置いたきれいでおもしろい美術館です。
武石聡さんとのデュオで、完全な生楽器のみの音での演奏でした。全て生で演奏するのは、他の楽器とのバランスを考えるとなかなか実戦上は難しい部分もありますが、どう楽器本来の音を響かせるかという根本的な課題を与えられる点ではとても学ぶことも多いです。
武石さんの演奏は最高にやりやすくかつクリエイティブです。彼がニューヨークのシーンにおいて他のミュージシャンから大きな信頼を受けているのも納得です。
今年も去年に引き続き、いろんなことに手を出すのをできるだけ抑えて、ひたすら同じ曲を繰り返し弾くということでやってきました。ジャズをやっているときはついついいろんなことに手を出していましたが、一つのことを形にするということがいかに難しいことかということをここ何年で感じてきました。そうやって焦点を絞ることによって初めて新しい景観が最近やっと見えてきた感じです。
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