今週末は、ニューヨークから大西洋沿いを北へ向かいました。
演奏したSandywoods Center for the Arts。高い天井でゆったりとした空間でした。この日は去年演奏したここの隣町のニューベッドフォードのフォークフェスティバルのディレクターが家に招いてくれて、演奏場所への送り向かいもやってくれました。演奏の後彼ら達からアメリカのフォークの裏話もたくさん聞いて楽しい夜でした。
翌日は更に海沿いを進みケープコッド半島まで。今回は半島のほぼ半ばにあるオーリンズという町でのコンサート。時間もたっぷりあったので高速を使わずにほぼローカルで小さな港町をたくさん経由しながら走りました。
途中の腹ごしらえはたまたま見つけた地元のシーフードの店。シーフードレストランと言ってもメニューはいたってシンプルで基本はフライの魚介類。1953年からやってるということでいい感じでした。
またこの付近はかつてポルトガルの漁師たちが魚をとりに来ていてそのまま住み着いた人も多く、ポルトガル系の移民が多いです。
途中、浜辺では結婚式をやっていました。
二日目の演奏場所は、この森の中の家。この家のリビングルームがコンサート会場。アメリカのフォークの世界ではリビングルームを会場にしてコンサートをするHouse Concertというのが多く、ミュージシャンと見に来た人達が近くなれる面白い機会です。アメリカのリビングルームは非常に広々としていて屋内のインテリアのセンスも良くそれ自体暖かい雰囲気を醸し出しているのでコンサートには持ってこいです。
ここのリビングルームは吹抜けになっていて、2階の席からはこんな感じでライブが楽しめたようです。演奏の休憩と演奏後は地元で取れた牡蠣が振る舞われてみんな牡蠣とお酒で盛り上がりました。
武満徹の曲で"Cape Cod"という作品がありますが、こうして行ってみるとこの半島の辺りはアメリカでも特別な雰囲気を持っている場所だと感じました。
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