2013年10月1日火曜日

スプリングビル


数日間の北への遠征を終えて帰ってきました。

ローチェスターの次はそこからさらに西へバッファローへ。バッファローは五大湖のオンタリオ湖とエリー湖が繋がるところ、そしてそこにあるナイアガラの滝で有名です。今回は着いてすぐお迎えに来てもらっていたので滝へは向かわずそこから南下すること40分ほどで目的のスプリングビルという町へ向かいました。



バッファローはかつては鉄鋼などで栄えた町だったのがそれが徐々に衰えて、かなり荒廃した町になって人口もぐっと減ったということです。今は少しずつ町を再構築しようといろんなところで工事が行われたりしていましたが、それでもダウンタウンはこういう古い大きな威厳ある建物が残るものの、人が少なくがらっとして寂しく、危ないような気配も少し感じました。

目的の町スプリングビルは山間の町で美しい緑が広がる所でした。

着いた日はHomecomingという一年に一度のイベントの日でパレードと地元の高校でアメフトの試合があるというので見に行きました。小さな町をあげてのイベントということでいい感じでとても懐かしい気持ちにもなりました。何かアメリカの古い映画の中で見る世界のようでした。





翌日昼間ギターのワークショップをして、夜はコンサート。古い教会を改装してコンサート会場にしてあり、とても天井の高い部屋でした。





地元の人達との交流で今回も知らなかったアメリカの姿をいろいろと学んだ気がします。同じニューヨーク州といってもこうまで違うのかと驚きました。こっちの人達はニューヨークシティーに行ったことのある人も多くなく、学校の旅行で小さい頃に行ったのが最初で最後という人もいました。でも自分たちはここで充分だと。確かにこの豊かな山での暮らしを見ているとそういう気にもなります。






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